スジヒトツバ スジヒトツバ科 スジヒトツバ属
加江田渓谷の歩道沿い、山側の崖には、ヘラシダ、イワタバコ、ヒュウガギボウシ、キバナノホトトギス、サツマイナモリなど、多くの植物が群生しますが、スジヒトツバもよく姿を見せます。
山地の林下、岩上などに見られる常緑性のシダです。
高さ20cm程度、葉の長さと同程度以上の葉柄があります。
南方系のシダで、全国的にも分布が限られたものといわれています。
ヒトツバに似ていて脈が隆起するので、スジヒトツバと名付けられたといいます。
胞子葉は、栄養葉よりも極端に細長い形をしていますので、探すのが大変だそうです。
花はありませんが、撮影した月の 【11〜12月の野の花】 のページに掲載しておきます。
L09835 スジヒトツバ 05.11.15 加江田渓谷
L09836 スジヒトツバ 05.11.15 加江田渓谷
L09902 スジヒトツバ 05.11.15 加江田渓谷