サトイモ科 テンナンショウ属の植物は、あまり感じの良いものは少なくないようです。

 ムサシアブミは、まだネーミングが良いですが、マムシグサなど名前も恵まれていないようです。

 ムサシアブミは、日本・東アジアの暖帯から亜熱帯の沿岸地域に分布する多年草です。

 冬から春に、地上に葉と花序を出します。

 地上に顔を出し始めたムサシアブミの若葉を撮影しましたので、写真を追加します(右下の写真)

 普通、葉は2個で、同じ大きさ。
 偽茎部は短く、葉柄部は長く、葉身は無柄の3小葉に分裂します。

 小葉は、先が細くとがり、ときにやや尾状となり、全縁です。
 裏面は、しばしば粉白色を呈します。

 和名は、武蔵鐙の意味で、その仏炎苞の形を昔、武蔵国で生産したアブミにたとえたものといいます。

 なお、テンナンショウ属の植物としては、キリシマテンナンショウ、ツクシヒトツバテンナンショウツクシマムシグサも、別ページに掲載しています。



 ムサシアブミは、何と言っても名前の由来となった仏炎苞に目を奪われ、果実を観察する機会がありませんでした。
 青いうちから赤く熟すまでの果実の様子を撮影しましたので、写真を追加しました(4〜7段目の7枚)

身近な野の花 3月目次に戻る

DSCN4954c ムサシアブミ果実 17.11.28 都城市関之尾町

DSCN4960c ムサシアブミ果実 17.11.28 都城市関之尾町

DSCN4901c ムサシアブミ果実 17.11.24 都城市関之尾町

R0019247 ムサシアブミ果実 17.10.27 都城市関之尾町

トップページに戻る

DSCN4948c ムサシアブミ果実 17.11.28 都城市関之尾町

DSCN6583 ムサシアブミ若葉 11.03.26 薬草・地域作物センター

L11319 ムサシアブミ 06.03.28 平和台公園

ムサシアブミ  サトイモ科 テンナンショウ属

L11304 ムサシアブミ 06.03.28 平和台公園

身近な野の花トップに戻る 

DSCN4907c ムサシアブミ果実 17.11.24 都城市関之尾町

DSCN4865c ムサシアブミ果実 17.11.16 都城市関之尾町

L11305 ムサシアブミ 06.03.28 平和台公園