ムラサキケマンかと思って近寄ってみたら、ジロボウエンゴサクでした。
ムラサキケマンに似ていますが、葉や花序の形が明らかに違います。
関東地方以西の暖帯に分布、原野や山麓に生える多年草です。
地下に不定形の径1cm位の丸い塊茎があり、数本の花茎と根生葉を出します。
高さ10〜25cm。
花は春です。
変わった名前ですが、次郎坊延胡索と書くのだそうです。
伊勢地方ではスミレを太郎坊と呼び、これを次郎坊と名付けたといいます。
延胡索(えんごさく)は、この類の漢名で、その音読みだそうです。
近寄って観察した写真を追加しました(4〜5段目の3枚の写真)。
R0017090 ジロボウエンゴサク 15.03.25 都城市
ジロボウエンゴサク ケシ科 ムラサキケマン属
L11370 ジロボウエンゴサク葉 06.03.29 53号線小林市
L11371 ジロボウエンゴサク 06.03.29 53号線小林市
R0017080 ジロボウエンゴサク 15.03.25 都城市
L11369 ジロボウエンゴサク 06.03.29 53号線小林市
R0017085 ジロボウエンゴサク 15.03.25 都城市