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DSCN1792ミゾコウジュ 10.04.29宮崎市池内

DSCN1782-1ミゾコウジュ 10.04.29宮崎市池内

P1040530-1ミゾコウジュ 08.5.6宮崎市金崎

P1040527-1ミゾコウジュ 08.5.6宮崎市金崎

DSCN1787-1ミゾコウジュ 10.04.29宮崎市池内

P1040533-1ミゾコウジュ08.5.6宮崎市金崎

ミゾコウジュ  シソ科 アキギリ属   別名ユキミソウ 国:準絶滅危惧 県:準絶滅危惧

DSCN1781-1ミゾコウジュ 10.04.29宮崎市池内

 イヌコウジュに似た姿の雑草でしたが、ムラサキ色の花序が目立ったので、撮影しました。
 県総合博物館に照会し、ミゾコウジュと分かりました。

 環境省の準絶滅危惧種で、絶滅が心配されている植物です。
 すでに絶滅危惧種に指定している都道府県もあるようです(宮崎県は2015年に指定された)。
 姿形は、絶滅危惧種とは思えない雑草然とした草でしたので、意外な気がしました。


 2010年、墓園地の草むらに、薄紫色の長い花穂をつけたミゾコウジュがたくさん生えているのを見かけましたので、写真を追加しました(下の4枚)。



【ミゾコウジュ(原色牧野植物大図鑑から)】
 アジア東南部,オーストラリアの暖帯から熱帯に分布。
 本州から琉球列島の、やや湿った道端や田のあぜに生える越年草。  
 茎は、四角く、高さ30〜70cm,全体に毛がある。
 根生葉は、冬はロゼット状に広がり、花時にはない。
 茎葉は、長さ3〜6cmで、しわがある。
 花は、初夏に咲き,花冠は長さ4〜5mmの小さな唇形,長い花穂に密につく。