トピックス 【野菜・果物の花】 の植物は、花の撮影に非常に苦労を要します。
野菜・果物は、花を観賞するのが目的ではなく、開花する前に収穫期を迎えるため、開花時期に巡り会う機会が滅多にないからです。
かつて、撮影に苦労したゴボウの花同様、ニンニクの花もなかなか観察の機会に恵まれせんでした。
散策の途中、道路沿いの畑を探し回った末、ようやく撮影したのがこのページの写真です。
ニンニクの花は、親指大の大きさで、花びらが開くわけではありませんので、なかなか、捉えにくい花です。
蕾は、写真で見るとおり、非常に沢山つきます。
花茎が人の背丈ほどにもなり、綺麗な薄紫色のムシュウニンニクの花も、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
【ニンニク(原色牧野植物大図鑑から)】
中国原産。畑に栽植される多年草。全体に強烈な臭気がある。
高さ60cm位。
鱗茎は、うろこ状の鞘状葉をかぶり,内に小鱗茎を包む。
花は、夏,先がくちばし状に長くのびる総包葉に囲まれ多数つき,ときにむかごが混じる。
鱗茎は食用,強壮薬として用いる。
和名は、僧が劇臭も気にとめず食するという陰語,忍辱からついた。
古名オオビル。漢名葫。
P1120583-3ニンニク 09.5.13宮崎市富吉
ニンニク ユリ科 ネギ属
P5250023-3参考:ムシュウニンニク 09.5.25宮崎市富吉
P1120586-3ニンニク 09.5.13宮崎市富吉
P1120483-3ニンニク 09.5.08宮崎市富吉
P1120480-3ニンニク 09.5.08宮崎市富吉