グンバイヒルガオを撮影した高鍋町堀の内海岸で、宮崎県の花ハマユウが咲いていました。

 県の花ハマユウ(昭和39年.12月22日制定)は、日南海岸でよく見かけますが、自生なのか植栽されたのか分からないものが多く、また、あまりにも普通に見られますので、つい撮影せずに今日まで放っておいたことに気付きました。

 撮影したハマユウは、人の手が加わったとはとても思えない、明らかな自生種です。

 関東地方以西、四国、九州、琉球列島に分布、海岸の砂地に生える常緑の多年草です。

 種としては熱帯アジアまで広く分布。北限は年平均気温15℃線と考えられています。

 偽茎部の高さ50cm位。

 葉は先に行くほど肉厚で滑らか。

 花は夏、高さ70cmほどの花茎に10数個を頂生し、芳香があります。

 種子は非常に大きく、長期間乾燥しても発芽するそうです。

 ハマユウは、白色の葉鞘により浜木綿と書きます。

ハマユウ  ヒガンバナ科 ハマオモト属 別名 ハマオモト

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N104870 ハマユウ 06.7.20 高鍋町堀の内海岸

N104869 ハマユウ 06.7.20 高鍋町堀の内海岸

N104868 ハマユウ 06.7.20 高鍋町堀の内海岸

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