シマスズメノヒエ  イネ科 スズメノヒエ属

 路傍・畦・空き地などに生え、各地に帰化している北アメリカ原産の多年草。
 花序の枝は、茎に数本付き、
葉鞘の口部に長い毛がある。花茎、葉の裏表は無毛。
 小穂は、スズメノヒエに比べて先が尖り、ヘリに長い毛
が生える。スズメノヒエは、葉の裏表・葉鞘など全体に軟毛がある。葯も柱頭も、黒紫色。

 花期は、6〜10月。



 【参考:スズメノヒエ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州から琉球列島及び朝鮮半島,中国の温帯から暖帯に分布。原野の日当たりのよい草地に多い多年草。
 茎は、束生,高さ50cm位。
 葉は、幅7mm位,葉鞘とともに長軟毛を開出散生する。
 花は、夏から秋,茎頂に長さ5〜10cmの枝穂が3〜5個間隔をおいてつき,下向きの小穂が2列に並ぶ。
 和名は、穎果を雀の食べるヒエになぞらえたもの。

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P9090009-1シマスズメノヒエ 08.9.9 409号線小林市千歳

P9090008-1シマスズメノヒエ 08.9.9 409号線小林市千歳

P1060568-1シマスズメノヒエ 08.9.9 409号線小林市千歳

P1060562-1シマスズメノヒエ 08.9.9 409号線小林市千歳

P1060545-1シマスズメノヒエ 08.9.6 国富町

P7290021-1シマスズメノヒエ 08.7.29 409号線小林市千歳

P7290023-1シマスズメノヒエ 08.7.29 409号線小林市千歳