年中緑色で、小型のスギのように見えることから、万年杉(まんねんすぎ)の名がついたといいます。

 同じ仲間のヒカゲノカズラと葉茎は似ていますが、草丈はせいぜい10〜30p程度です。

 各地の山地の林下や陽地に生える常緑草本で、茎の主軸は、地中を長く匍匐し、帯赤褐色でまばらに分枝します。

 側枝は、直立枝となって地上に伸び、下部は分枝せず、上部で分枝して樹木状となります。

 葉は、緑色の線形で鋭頭、直立茎で開出し、若杉の株のような形状となります。

 穂のように見えるものは胞子嚢穂で、1本の側枝に数個つき、小枝端に1個頂生します。
 晩夏に熟して、黄色を呈します。

P5180211 マンネンスギ 08.05.18 県道1号線露天風呂付近

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マンネンスギ  ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属

3127 マンネンスギ 03.08.10 県道1号線露天風呂付近

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