面白い形状の草でしたので、取りあえず撮影しましたが、花期を過ぎていて、長い果序が目立っていました。
花は小さく、径4mmぐらいだそうですので、次の機会に撮影したいと思います。
実は、初めて、オオルリソウを観察したこの日は、なんと、「ヒル」の大襲撃に見舞われ、辛うじて撮影できたのが、上から4枚の写真です。
オオルリソウに出会う数分前、足首から出血し、ヒルが食いついていることに気付いたのです。
差していた傘にも、頭上の木の枝からポタポタとヒルが落ち、全身の毛穴が総立ちになる位、気味悪い撮影環境でした。
ほかにも撮影したい植物がありましたが、早々にその場を引き揚げ、とても残念な思いをしました。
綾川渓谷の川中神社付近は、格好の植物観察ポイントの一つですが、その後も一向に足が向かない位、大変気味悪い経験をさせられました。
ヒルの発生しない時期に、また、再訪したい場所です。ヒル対策の妙案は、ないものでしょうか。
08年9月初め、ようやく、オオルリソウの若い株の蕾が開き始め、花を観察しましたので、写真を追加しました。
初めて見る淡い瑠璃色をしたオオルリソウの花は、思った以上に小さく、写真撮影に苦労しました(5〜7段目の6枚の写真)。
大変ユニークな形をした果実については、結実を待って観察します。
【オオルリソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州中部以西,四国,九州,琉球列島及び朝鮮半島南部,台湾,中国さらに東南アジア,ヒマラヤ,インドに分布。山地に生える越年草。
茎は、高さ60〜90cm,上部で分枝し、葉とともに短毛があり、ざらつく。
葉は、長さ10〜30cmの広皮針形で、質はやや厚い。
花は、夏,2又になる花序につき,穂の先端はさそり状に巻く。花冠は径4mm位。
オオルリソウ ムラサキ科 オオルリソウ属
N105594 オオルリソウ 06.8.20 綾町川中神社付近
N105596 オオルリソウ 06.8.20 綾町川中神社付近
P9020008-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷
P1060437-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷
N820190 オオルリソウ 06.8.20 綾町川中神社付近
N105598 オオルリソウ 06.8.20 綾町川中神社付近
P9020009-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷
P9020026-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷
P1060428-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷
P9020005-1 オオルリソウ 08.9.2 綾川渓谷