アメリカタカサブロウ キク科 タカサブロウ属
夏から秋にかけて、道端や畦道などのあちこちでよく見かける熱帯アメリカ原産の帰化植物で、タカサブロウにそっくりですが、かなり小型です。
青島海岸の砂浜の草むらでも見かけました。
以前から気になっている植物でしたので、県総合博物館に照会したところ、アメリカタカサブロウとわかりました。。
タカサブロウよりも、葉の幅が狭く、鋸歯が明瞭で、枝分かれ部分の下の茎が太くなっていることなどが、識別の目安になるそうです。
県総合博物館の専門家によると、タカサブロウとの区別は、そう果が平たく、翼状のものがないことだそうです。
そう果は、今後観察したいと思います。
【参考:タカサブロウ(原色牧野植物大図鑑から)】
全世界の暖帯から熱帯に広く分布し,日本では本州から沖縄に至る水田や道端に生える1年草。
茎は、直立または斜上し,高さ10〜60cm,全体に短い剛毛がある。
葉は、長さ3〜10cm,両面ともに著しくざらつく。
花は、夏から初秋に咲き,径1cm内外。舌状花は雌性で、中央の管状花は両性,ともに結実する。冠毛はない。
P1070081-3 アメリカタカサブロウ 08.9.26宮崎市小松
P8210027-3アメリカタカサブロウ 09.8.21青島海岸
P1140889-3アメリカタカサブロウ 09.9.17宮崎市小松
P8210029-3アメリカタカサブロウ 09.8.21青島海岸
P1070083-3 アメリカタカサブロウ 茎の短い剛毛 08.9.26宮崎市小松
P1140890-3アメリカタカサブロウ 09.9.17宮崎市小松
P1140894-3アメリカタカサブロウ 09.9.17宮崎市小松
P1140276-3アメリカタカサブロウ 09.8.21青島海岸
P8210028-3アメリカタカサブロウ 09.8.21青島海岸