早水公園を散策中、育成中のレンゲショウマが開花しているのに気づきました。
茎の上の方に長い花枝を分枝し、粗らな円錐花序に、花を下向きにつけ、花弁が落ちたものもあれば、丸っこい蕾もまだあります。
近寄って花を下から観察してみると、レンゲの名の如く、確かにハスのような形をして、美しい花です。
花は、一斉に開花するのではなく、順次、開花してゆくようです。
なお、同属のユキノシタ科で、黄色の鐘形花を咲かせるキレンゲショウマも、別ページに掲載してあります。
【レンゲショウマ(原色牧野植物大図鑑から)】
福島県から奈良県の山中の樹下に生える日本特産の多年草。
高さ40~70cm。
葉は、両面無毛,2~4回3出複葉。
花は、夏,茎の上部に長い花枝を分枝し、粗らな円錐花序に,径3.5cmの花を下向きにつける。
がく片は7~10枚で,花弁状,長さ1.5cm位。花弁は10~12枚,長さ1.2cm位。
和名は、草の姿がショウマで,花がハスのようであるからいう。
レンゲショウマ キンポウゲ科 レンゲショウマ属 別名 クサレンゲ
R0017659 レンゲショウマ 15.08.06 早水公園
R0017657 レンゲショウマ 15.08.06 早水公園
R0017660 レンゲショウマ 15.08.06 早水公園