シラネセンキュウ  セリ科 シシウド属 別名 スズカゼリ

 秋の山道の路傍を飾る、セリに似た植物です。

 写真では、萼か苞片のようなものが目立っていますが、苞片のようなものは、蕾の時代に見られるだけで、開花するにつれて脱落します。

 葉柄が発達して膨らみ、基部は茎を包んでいますが、これは、ハナウドノダケなどこの仲間の共通の特徴のようです。

 図鑑類では大型の草と紹介されていますが、実際にはかなり小さなものも混ざっていました。

 和名の白根川きゅうは、センキュウに似て、日光白根山で発見されたことにより名付けられ、また、別名は鈴鹿山脈に多く生えていることによるそうです。


 他の場所で撮影したシラネセンキュウも別ページに掲載しています。

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L01068 シラネセンキュウ 04.10.15 加江田渓谷

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L01069 シラネセンキュウ 04.10.15 加江田渓谷