コガクウツギ ユキノシタ科 アジサイ属
加江田渓谷では、遊歩道沿いに多い植物です。
伊豆半島以南各地に生える落葉低木です。
下部からよく分枝します。
葉は対生し、長さ2.5〜5cm、長楕円形あるいは楕円形、表面は緑紫色、葉脈に沿って黄緑色を呈します。
花は、春から夏。
散房花序の周囲には、がく片が大形型化した装飾花があります。
がく片が、黄色やピンク色のものも希に見かけますが、乾燥すると色が変わるのだそうです。
花弁は小さく、淡黄緑色です。
ガクウツギとコガクウツギとの区別は、図鑑でははっきりしませんが、ガクウツギは、花序が直径8〜10pとコガクウツギの3〜5pより大きく、葉の鋸歯は、ガクウツギは微鋸歯、コガクウツギは荒い鋸歯、さらに、コガクウツギはいたるところにあるのに対して、ガクウツギは非常に少ないといわれています。
他の場所で撮影したコガクウツギも別ページに掲載してあります。
L12194 コガクウツギ 06.4.18 加江田渓谷
L12195 コガクウツギ 06.4.18 加江田渓谷
L12245 コガクウツギ 06.4.18 加江田渓谷
L12244 コガクウツギ 06.4.18 加江田渓谷