宮城,新潟県以南の山地に生える常緑高木です。

 枝葉は多く繁り、葉は互生、長さ7〜15cmで薄い革質、表面はつやがあり、裏面は蝋質を分泌し、白色。

 若い葉は、絹毛があるが、のち無毛。

 花は、春。
 堅果は、翌年秋に熟す。

 材は、薪炭などの有用材。
 
 和名は、葉裏が白色であるからいう。


 一見、シラカシに似ますが、シラカシの鋸歯は目立たない緩い鋸歯で、葉縁は波打たないところがウラジロガシと違います。
 裏面は、似たような灰白色です。
 なお、イチイガシの鋸歯は鋭く、裏面は黄褐色です。

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ウラジロガシ  ブナ科 コナラ属

L12736 ウラジロガシ 06.5.4 加江田渓谷

L12737 ウラジロガシ 06.5.4 加江田渓谷