ミヤジマシダ  オシダ科 ヤブソテツ属 

 オリヅルシダかと思いましたが、オリヅルシダより葉の短いミヤジマシダでした。

 関西以西〜九州に分布する常緑で、厚く大きな葉を持つヤブソテツ属の一種です。

 名前は、広島県の宮島で発見されたことからついたそうです。

 葉柄は、長さ40cmに達することがあり、やや小型の鱗片をつけます。

 葉身は、単羽状複生、基部からその少し上で幅が最大で、先端に向けて次第に狭くなります。

 羽片は、10〜20対、上部のものは小さくなり、頂羽片というべきまとまりはありません。

 葉身の各軸や葉の裏側にまで、小さな鱗片をつけます。

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L12708 ミヤジマシダ 06.5.4 加江田渓谷

L12711 ミヤジマシダ 06.5.4 加江田渓谷

L12709 ミヤジマシダ 裏 06.5.4 加江田渓谷

L12710 ミヤジマシダ 表 06.5.4 加江田渓谷