キャベツの仲間のカリフラワーは、乳白色のものが馴染み深いのですが、最近、店頭でもよく見かける変わった形をしたカリフラワーをフローランテ宮崎の菜園で見かけました。
 ロマネスクという品種だそうです。


 2007年、53号線を走行中、小林市でカリフラワーの栽培されている畑を見たことがあります(下の2枚の写真)。



【カリフラワー(花図鑑シリーズ4(草土出版)から)】 
 キャベツの仲間で、食用にするのは花のようにみえる花蕾部分で、蕾が発達せずに肥大化して花球となったもの。 乳白色が主流であるが、紫色やオレンジ色をした品種もある。
 もともとはブロッコリーが突然変異で白色化したもので、祖先は地中海東部のシリア方面に野生していたクレティカ種とされ、現在みられるような形のものではなく、柔らかな花茎に小さな花蕾がついたものであったらしい。

 日本へ渡来したのは明治初年。あまり普及せず、 第2次世界大戦後に、洋食文化の広まりと改良種の輸入、栽培技術の進歩により、昭和30年頃から広く普及した。
  日本では、ブロッコリーよりも早く普及したが、ヨー
ロッパでの普及はブロッコリーより遅い。

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P1080775-1カリフラワー 07.1.08 53号線小林市

P1080778-1カリフラワー 07.1.08 53号線小林市

P1090735-3カリフラワー 09.2.18フローランテ宮崎

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カリフラワー  アブラナ科 アブラナ属