道路沿いの野菜畑や民家の庭先で、見かけました。
はじめて見る植物で、観賞用か、野菜なのか、また、名前もなかなか分かりませんでしたが、調べた結果、ハーブのローゼルと分かりましたので、掲載することにしました。
アフリカ西南部原産の植物で、ハイビスカスと同科同属。
食用を中心とした様々な目的で、原産地のほか、東南アジアなどの熱帯、亜熱帯で幅広く栽培されている。
草丈は1〜2m、茎は紅紫色になるものと淡い緑色のものがあり、11月〜12月にかけて、葉えきに直径10cmほどの花を咲かせる。
花色は、赤みがかったものとクリーム色のものがあり、中心が暗褐色。
花後は、果実を包む鮮やかな紅紫色の萼(がく)が厚く肥大し、成熟した萼は多汁質で、クエン酸や酒石酸を多く含み、乾燥させたものがハイビスカスティーの原料となる。
ローゼルという名前は、花の形がバラに似ていることによるが、同じアオイ科の野菜のオクラの花に似ている。
ハーブティーのほか、果実酒、ジャム、料理のソースに利用する。
若葉はカレーの風味付け、また種子は煎って食用にでき、茎は繊維の原料ともなる。
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ローゼル アオイ科 ヒビスク属