タギョウショウ マツ科 マツ属
P1150273-3タギョウショウ 幹 09.10.03県庁南庭園
県庁庭園の南庭園に、多くのクロマツに混じって、池の南側に、タギョウショウが植えられています。
県内では、公園などにあまり植えられていないマツですので、県庁庭園のタギョウショウは、貴重な標本といえます。 写真のように、幹が根元近くから株立ち状に多出し、葉も細長く、2本が束生しています(3段目左・右の写真)。
【タギョウショウ(原色樹木図鑑(北驫ル)から)】
北海道中部から九州に分布する常緑針葉低木または小高木。
幹は、根元近くから株立ち状に多出する。
樹形は傘状になり、高さ3m内外、径約20cm。樹皮は赤褐色。
葉は、細長く2本が束生し、鋭頭である。
雌雄同株。
4〜5月に開花、雌花は枝の先端につき、紫色。
種鱗は2胚珠で、雄花は下部に多数集まり、楕円形。
雄しべは2,葯肥である。
P1140403-3タギョウショウ 09.9.05県庁南庭園
P1140390-3タギョウショウ 09.9.05県庁南庭園
P9300008-3タギョウショウ 葉 09.9.30県庁南庭園
P1020341-1タギョウショウ 08.2.17県庁南庭園
P9300009-3タギョウショウ 09.9.30県庁南庭園
P1140311-3タギョウショウ 09.8.25県庁南庭園