タチバナ  ミカン科 ミカン属  別名 ニッポンタチバナ  国:絶滅危惧U類 
                                     県:絶滅危惧U類

P1140241-3タチバナ 09.8.17県庁庭園東側

 【県庁庭園の植物】 のトップページにも書いたとおり、宮崎市には、「橘」 という字を冠したものが多いのですが、実際にタチバナを身近に見る機会はなかなかありません。
 
 『 県庁庭園は植物園 』 といわれるとおり、県庁庭園の東側と南側に、タチバナが1本ずつ植えてあります。

 とくに、東側のタチバナは、花も実もたくさんつける立派な成木です。  

 このほか、都城市早水公園内の万葉植物園にも数本のタチバナがあり、毎年実を付ける貴重な標本といえましょう。
 これらタチバナの写真も、別ページに載せていますので、あわせてご覧ください。


 
 静岡・愛知・和歌山・山口諸県と四国,九州,さらに琉球列島から台湾までの海岸に近い山地にまれに生える常緑小高木。
 高さ2〜6m。
 花は、初夏に咲き、白色で5弁,芳香がある。
 果実は径2.5〜3cm,冬に熟し、酸味が強く、あまり食べない。
 京都御所の紫宸殿の右近の橘 (うこんのたちばな) は,本種の栽培品種で、果実はもっと大きい。
 漢名朱橘。
(原色牧野植物大図鑑から)

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P1140542-3タチバナ 09.9.06県庁庭園

P1140508-3タチバナ 09.9.05県庁庭園東側

P1140772-3タチバナ 09.9.11県庁庭園東側

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P1140197-3タチバナ 09.8.17県庁庭園南側

P1020264-1タチバナ 08.2.17県庁庭園東側