県庁前のクスノキ並木通りの植え込みの中に、グランドカバーのようにして植えられていました。 よく見ると、ヤブコウジです。
ヤブコウジは、美しい赤い実が特徴の植物です。写真のように、少しずつ、順に赤熟し始めていました。
ほかの場所で撮影したヤブコウジの赤い実の写真も、別ページに掲載していますので、あわせてご覧下さい。
翌年の花期に、可愛いヤブコウジの花が開花しましたので、写真を追加しました(下の3枚)。
北海道南部から九州までと朝鮮半島,台湾,中国の暖帯に分布し,山野の林下に生え,また観賞用に栽植する常緑小低木。
地下茎をのばして繁殖,分枝せず、高さ10〜20cmになる。
葉は、長さ6〜13cm,互生し,茎の上部で1〜2層に輪生状につく。
花は夏,下向きに咲き,白色の花冠に腺点がある。
果実は、径5〜6mm,秋に赤く熟して、翌年春まで下垂し美しい。古名ヤマタチバナ。
(原色牧野植物大図鑑から)
ヤブコウジ ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 別名 ヤマタチバナ、ジュウリョウ(十両)
DSCN3131-1ヤブコウジ 10.06.23県庁クス並木通り
DSCN3133-1ヤブコウジ 10.06.23県庁クス並木通り
P1150354-3ヤブコウジ 09.10.03県庁クス並木通り
P1150285-3ヤブコウジ 09.10.03県庁クス並木通り
PA030008-3ヤブコウジ 09.10.03県庁クス並木通り
DSCN3137-1ヤブコウジ 10.06.23県庁クス並木通り