スイカズラ科ガマズミ属の仲間は、一見似た植物が多いようです。
ハクサンボク、ガマズミ、ムシカリ、コバノガマズミなど、白い散房花序も、赤く熟した実も似ています。
これらの仲間は、各地で野生しているのを多く見かけますが、ゴマギは、まだ自生のものに出会っていません。
写真も、早水公園で撮影したものです。
ゴマギの葉は、表面に葉脈に沿ったしわが多く、光沢があり、ごわごわした感じがしますが、これは、ムシカリ、ガマズミに似ています。
本州、四国、九州の山野で湿潤地に生える落葉低木です。
花は晩春、1〜2対の葉がある若い短枝に散房花序をつけます。
和名の胡麻木は、生葉をもむとゴマの臭いがするのでいうそうです。
ゴマギの実は別途載せました。
ゴマギ スイカズラ科 ガマズミ属
L04539 ゴマギ 05.04.21 早水公園
L04493 ゴマギ 05.04.19 早水公園
L04494 ゴマギ 05.04.19 早水公園