ミズキ  ミズキ科 ミズキ属  別名 クルマミズキ  

 晩春の山野は、白い花をつける木が多いように思います。

 ミズキ、クマノミズキも白花、花弁4枚、同じ時期にやはり白い花を咲かせるガマズミの類は花弁5枚です。

 ミズキは、枝を扇状に広げ、階段状の独特な樹形を示します。

 
 ミズキ、クマノミズキは、同じミズキ科ミズキ属ですが、ミズキの方が、花は1ヶ月ほど早いようですく(平地のミズキはもう花は殆ど終わっていました)。

 また、葉が枝先に集まるので分かりにくいですが、ミズキは互生、クマノミズキは対生です。

 ミズキの葉は、広卵形・広楕円形で先端が急激に細くなるのに対し、クマノミズキは、長楕円形で細長く、先端は徐々に細くなりますので、区別できます。

 花の後、果実はガマズミ属は赤熟するのに対して、ミズキ属は黒っぽくなり、落果が早いようです。

 クマノミズキも、後日写真を撮りました。


 ミズキの果実は、若い実を載せました。

 ミズキの黄葉も綺麗でしたので、別途載せました。

6859 ミズキ 04.5.14 県道1号線 えびの高原

6868 ミズキの樹形 04.5.14 霧島道路104号線

6822 ミズキ 04.5.14 県道1号線 えびの高原

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6867 ミズキ 04.5.14 県道1号線 えびの高原

6830 ミズキ 04.5.14 県道1号線 えびの高原

6869 ミズキ 04.5.14 県道1号線 えびの高原