日南海岸線沿い鵜戸で大粒の紫色の果実をびっしりとつけたオオムラサキシキブに出会し、その時の様子は別ページに掲載してあります。
 近くには数株、散在して生え、ムラサキシキブコムラサキの果実とは全く印象が違います。

 花期は夏、淡紫色の花を咲かせるといいますので、翌季、現地を再訪し、花を観察しました。
 
 花色は淡紫色よりやや濃い色をしていました。
 強風のため、うまく接写できませんでしたが、花の様子も撮影しました。

 ムラザキシキブの花の写真と比較すると、花序や花の形はそっくりですが、オオムラサキシキブの花はずいぶん華やかな印象です。



オオムラサキシキブ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州から琉球列島,及び台湾と朝鮮半島南部の暖帯に分布。
 主に暖地の海岸近くに生える落葉低木。
 ムラサキシキブの変種とされ,各部が大きく,毛は少ない。
 葉は厚くてやや光沢があり長さ10~25cm,初め星状毛があるがすぐ落ちて滑らか,細かい腺点がある。
 花は夏,淡紫色花。果実はときに白色のものがありオオシロシキブという。
070718-193 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
70718-165 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-191 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
オオムラサキシキブ  クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
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070718-170 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-172 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-171 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-188 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-181 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸
070718-194 オオムラサキシキブ 07.06.10 220号線旧道鵜戸