あまりにも大粒で、しかもびっしりと紫色の果実をつけていました。
 果序の様子から、ムラサキシキブの仲間と思いましたが、調べてオオムラサキシキブと分かりました。

 近くに数株、散在していました。
 粒の大きいムラサキシキブの園芸種とは全く印象が違います。

 本州から琉球列島の暖帯に分布、主に暖地の海岸近くに生える落葉低木とされています。
 ムラサキシキブの変種とされ、各部が大きく、毛は少ないようです。

 葉は、厚く、やや光沢があり、長さ10〜25cm、初め星状毛がありますが、すぐ落ちて滑らかになり、細かい腺点があります。

 は夏、淡紫色の花だそうですから、来年忘れずに撮影します。

 果実はときに白色のものがあり、オオシロシキブというそうです。
 なお、ムラサキシキブの果実ヤブムラサキの果実も別ページに掲載してあります。

 2013年の12月初め、早くも紫色の果実を鈴なりにつけたオオムラサキシキブを見つけました(3段目の2枚)
 2006年の観察場所から少し南下したところで、薮に混じって、数株が枝を延ばし、散在していました。

 各枝を辿って観察したところ、うっすらと色づき始めた果序や未だ色づいてない果序もたくさん見られ、美しい紫色に染まるのはこれからのようです(4段目の2枚)

070718-181 オオムラサキシキブ 07.6.10 220号線旧道鵜戸

オオムラサキシキブ  クマツヅラ科 ムラサキシキブ属

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N108709 オオムラサキシキブ 06.12.23 220号旧道鵜戸

N108707 オオムラサキシキブ 06.12.23 220号旧道鵜戸

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DSCN4095b オオムラサキシキブ 13.12.04 220号旧道鵜戸

DSCN4100b オオムラサキシキブ 13.12.04 220号旧道鵜戸

DSCN4103b オオムラサキシキブ 13.12.04 220号旧道鵜戸

DSCN4095b オオムラサキシキブ 13.12.04 220号旧道鵜戸

DSCN4104b オオムラサキシキブ 13.12.04 220号旧道鵜戸