赤く熟した果実が、翌年の花期まで残る(年中有り通し)ことから、センリョウマンリョウと共に飾り、『 千両、万両有り通し 』 といって、縁起をかつぐ木と聞いていたので、2〜3
3年前から探していた植物です。

 なかなか見つからない木でしたが、ようやく加江田渓谷で撮影できました。
 加江田渓谷では、数カ所で見かけました。
 
 関東地方以西の山林下に生える常緑小低木、葉は長さ1〜2.5cm、葉えきから鋭い刺針を出します。
 花は、初夏。

 果実が秋から翌年花時まで残るので、有り通しと名付けられたという説と、針の鋭さが蟻をも刺し通すほどだという説とがあるそうです。

 残念ながら、若い果実が一個しか見つかりませんでしたが(写真No.L09784)、観察を続けたいと思います。

 翌年の2006年、この若い果実は、赤く熟して残っていましたので、撮影しました(写真No.L10479)


 なお、その後、赤い果実をたくさんつけたアリドオシを数株見つけましたので、写真を追加しました。

 花の写真も撮影し、別ページに掲載してあります。

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アリドオシ  アカネ科 アリドオシ属

L11665 アリドオシ 06.4.6 加江田渓谷

L11664 アリドオシ 06.4.6 加江田渓谷

L09782 アリドオシ 05.11.13 加江田渓谷

L09783 アリドオシ 05.11.13 加江田渓谷

L10479 赤くなって冬を越していた実 06.2.23 加江田渓谷

L09784 アリドオシの若い実 05.11.13 加江田渓谷