マンリョウ ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
ヤブコウジの仲間では、百両(カラタチバナ)や十両(ヤブコウジ)に比べ、最も名の売れている万両です。
センリョウ科のセンリョウと共に、縁起を祝う植物として知られています。
センリョウが葉の上部に果実をつけるのに対して、葉の下に下垂して果実をつけますので、撮影にやや苦労します。
広く、暖帯から亜熱帯に分布し、山野の林下に生える常緑低木といいますが、ほとんど観賞用として庭や公園などで栽植されたものしか見る機会はないようです。
高さ30〜60cm、上部で枝を分けます。
葉は互生、厚い革質で光沢があり、縁は波状の鈍鋸歯があります。
マンリョウの花は、【7月の花】のページで紹介したとおりです。
果実は赤熟し、翌春まで残りますが、これはヤブコウジの仲間共通の特徴です。
園芸品には、黄色や白い果実があるそうです。
シロミノマンリョウも、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください.。
L02065 マンリョウ 04.11.29 県総合運動公園
L02065 マンリョウ 04.11.29 県総合運動公園
L02069 マンリョウ 04.11.29 県総合運動公園