暖帯から熱帯に分布、山林の樹林下に生え、また観賞用に栽植する常緑小低木です。
野生のセンリョウは、綾渓谷で見ましたが、かつて人が植えたものかも知れません。
群生する性質があるので、本数は多かったように記憶しています。
葉は革質で、つやがあります。
核果は冬に赤色、まれに黄色に熟します。
変種とされる黄色い果実のキミノセンリョウ も、その後、観察する機会がありましたので、別ページに掲載しました。
縁起物として正月飾りにつかわれる果実に比べ、花は、夏、小さく地味な花を咲かせます(3段目右側)の写真。
なお、センリョウの花 は、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
和名は、ヤブコウジ科の万両に対して千両の意で、マンリョウ、アリドオシ とともに、「千両、万両有りどおし」 と縁起の良い植物として庭に植える人が多いようです。
ちなみに、ヤブコウジ科のカラタチバナを百両、同科のヤブコウジを十両というそうです。
果実の写真を追加しました(3〜4段目の2枚)。
センリョウ センリョウ科 センリョウ属
L01788 センリョウ 04.11.17 宮崎市
DSCN6513c センリョウ 20.11.17 都城市
DSCN6511c センリョウ 20.11.17 都城市
L07285 センリョウの花 05.7.13 宮崎市
L01787 センリョウ 04.11.17 宮崎市