タブノキ  クスノキ科 タブノキ属  別名 イヌグス

 タブノキは、早春、特徴のある花序の目立つ木ですが、初夏には、赤い果枝と緑色に輝く丸い果実が遠い所からもよく目立ち、驚くほど美しい姿を見せる木です。


【タブノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州,琉球列島及び朝鮮半島南部,中国などに分布。暖地の海岸沿いに多い常緑高木。
 高さ13m位。
 葉は互生し、枝先に集まってつき,厚い革質で倒卵形。両面無毛。
 花は、晩春,新葉とともに小さな両性花を開く。
 果実は、径1cm位。黒紫色に熟す。
 材は、クスノキに似てタマグスと呼ばれ,老木の木目が巻雲紋をしたものをそのようにいう。家具,器具,建築などに用いる。

DSCN2752 タブノキ果実 10.05.29 宮崎市こどものくに

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DSCN2748 タブノキ果実 10.05.29 宮崎市こどものくに

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DSCN2499 タブノキ果枝 10.05.28 青島亜熱帯植物園

DSCN2496 タブノキ果実 10.05.28 青島亜熱帯植物園

DSCN2492 タブノキ果実 10.05.28 青島亜熱帯植物園

DSCN2746 タブノキ果実 10.05.29 宮崎市こどものくに