カラタチバナ ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 別名 タチバナ、コウジ、ヒャクリョウ(百両)

L09456 カラタチバナ 05.10.29 みやまきりしまロード小林市

 藪の中に生えていることが多く、道路を車で走っていて目にすることは困難です。

 写真は、03年、車を止めて歩き回っていたとき、沿線の藪の中で、たまたま見つけたものです。

 04年は場所が分からなくなりましたが、05年には同じ道路沿いの別の場所で新しい株を見つけましたので、写真を追加しました。

 観賞用に庭に植えられているものは多く目にします。

 秋に赤く熟した果実は、翌年春まで落ちず、縁起の良い植物として、元禄時代からさかんに栽植され、明治時代には100余の品種があったといいます。

 俗に、ヒャクリョウ(百両)と云われ、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)と共に、正月の飾りに使われることがあるそうです。

 ちなみに、十両はヤブコウジのことだそうです。


 2016年6月、都城市の藪の中で カラタチバナの花 をタイミングよく観察することができました。
 別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。

4106 カラタチバナ 03.11.9 みやまきりしまロード小林市 

4107 カラタチバナ 03.11.9 みやまきりしまロード小林市

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