トックリキワタ パンヤ科 トックリキワタ属 別名 パラポラチョ、カポック
こどものくにでは、普通カポックと呼んでいるようですが、県立青島亜熱帯植物園では、パンヤ科トックリキワタ属で、「パラボラチョ」とも呼ばれ、トックリキワタ(紅花)のラベル標示がありました。
毎年、美しい花を咲かせ、植物園内の露地で、白花のアケボノキワタとともにたくさん植栽されている大木です。
南米原産で、宮崎のような暖かい地方にしか育たないのか、普通の図鑑類には載っていません。
沖縄では、街路樹に多く使われています。
宮崎大学木花フィールドにもトックリキワタ(紅花)の大木がありますので、別ページに掲載しました。あわせてご覧ください。
なお、ウコギ科のフカノキもカポックと呼ばれることがあり、混乱するようです。 フカノキも、青島亜熱帯植物園で撮影しましたので、別途載せました。
名前にキワタと付いているように、果実は、初夏に綿状に変化し、カポック綿と呼ばれ、枕や座布団の綿として使われるそうです。
びっくりするほど、普通の綿に似ています。珍しいので、撮影しておきました(下の4枚の写真)。
110045 落下した トックリキワタ綿 07.6.05 青島亜熱帯植物園
110060 トックリキワタ はじけた綿状果実
07.6.05 青島亜熱帯植物園
070718-134-1トックリキワタ果実 07.6.2青島亜熱帯植物園
6020285 トックリキワタの綿状果実
07.6.02青島亜熱帯植物園
L09096 トックリキワタ 05.10.15 こどものくに
L09146 トックリキワタ05.10.16 青島亜熱帯植物園
L09145 トックリキワタ 05.10.16 青島亜熱帯植物園