トウカエデと思います。
トウカエデは、中国大陸原産、庭木や街路樹として栽植する落葉高木とされていますので、霧島の山中に自生しているのはおかしいと思いましたが、他に思い当たる木がありません。
カエデに似た木としては、マンサク科のフウの類がありますが、カエデの葉が対生なのに対して、フウ類は葉が互生です。
フウ(タイワンフウ)は、葉が3裂のところは似ていますが、互生です。
トウカエデとともに、街路樹として多く使われているモミジバフウ(アメリカフウ)は、葉が5裂以上です。
日本に入ったのが1721年といいますから、300年近い間に野生化したのでしょうか。
県道1号線沿線で、何本も見かけました。
ちなみに、宮崎市内の街路樹のトウカエデは、この時期、まだ殆ど紅葉していませんでした。
トウカエデの果実も別ページに掲載しています。
なお、晩春に咲くというトウカエデの雄花と両性花の様子を都城市早水公園で観察しました。
別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
トウカエデ カエデ科 カエデ属
L02012 トウカエデ 04.11.24 県道1号線
L02002 トウカエデ 04.11.24 県道1号線
N108187 トウカエデ 06.11.19 県道1号線
N108186 トウカエデ 06.11.19 県道1号線
L01869 トウカエデ 04.11.23 県道1号線
01868 トウカエデ 04.11.23 県道1号線