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DSCN1219c ヒマラヤアキザクラ 15.02.06都農町
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ヒマラヤアキザクラ  バラ科 サクラ属
 『空に映えるピンクの花 ヒマラヤアキザクラ満開』 の地元紙の記事(22015.01.30付け、宮崎日日新聞)が掲載されてから1週間後、都農町の写真家岩本重喜さん宅の庭を訪ねました。

 長年、写真活動を通して岩本さんと交流のあるネパールの国立植物園長から14年前に贈られた苗木を岩本さんが丹精込めて育てられたネパール産のサクラです。

 約6mの高さに整枝され、枝を広げたヒマラヤアキザクラは、もう若葉が芽吹き始めていました。

 比較的風雨に強いサクラとのことで、枝いっぱいに濃いピンク色のたくさんの花をつけ、寒風に揺れながら美しく咲き誇っていました。
 早春に咲くヒマラヤアキザクラの花を愛でようと、今年も多くの人が訪れたようです。

 なお、葉は、鋸歯が比較的荒く大きな形をしており、葉数も多いので、夏はよい緑陰をつくるそうです。


 図鑑等によると、ヒマラヤザクラの原産地は、インド~中国南西部、ミャンマーの海抜1,200~2,400m級の高地で、樹高は10m程度。
 開花期は10~11月頃の秋咲き種であるが、本来春咲きであったものがヒマラヤの気候に適応して分化したものと推測されているとか。
 なお、用材のほか、果実や葉は染料に用いられ、果実は食用となるそうです。

 本ホームページでは、
 ① 1~2月に開花するカンヒザクラカンザクラ日南寒咲1号カワヅザクラ
 ② 3月に開花するヨウコウザクラヤマザクラフサザクラ
 ③ 続いて4月にかけて開花するギョイコウザクラソメイヨシノオオシマザクラウコンザクラサトザクラ、ミヤマザクラ等を別ページに掲載しています。

 いずれも、宮崎で身近に見られる日本のサクラですので、あわせてご覧ください。 
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DSCN1195c ヒマラヤアキザクラ 15.02.06都農町
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