県総合博物館行事の 『野の花ウォッチング』 に参加した折、小林市三之宮峽で、シロバナネコノメソウを観察する機会を得ました。

 茎を網の目状に横にはわせ、一面に生えていました。
 図鑑の説明のとおり、生えている場所は、崖から少し水が滴り落ち、湿り気のあるところでした。

 ちょうど開花期とみえ、4枚の白っぽいがく片が特徴の花を咲かせていました。

 薄暗いところでしたので、花の様子を上手く接写できませんでしたが、【5月の野の花】 のページに掲載しました。


 2013年、久方振りに同じ場所を散策し、2日間にわたり、シロバナネコノメソウを観察しました。

 以前、観察した時よりもやや個体数が減っているようでしたが、元気よく、横に茎をはって、あちこちからユニークな白い花を咲かせていました。

 その時撮影した写真を追加しました(4段目以降の13枚の写真)


 なお、別ページに高千穂町鳥屋岳のヤマネコノメソウ、都城市のヤマネコノメソウも別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。



【ネコノメソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北海道から九州及び南千島に分布し,山地や山麓の湿ったところに生える多年草。
 茎は、横にはって、節から根を出す。  
 花茎は、高さ5〜23cmで軟らかい。
 葉は対生し、花に近いものは黄色を帯びる。
 花は、春に咲き,がく片4枚,雄しべ4本,花弁はない。 種子は1稜があり、一見滑らかだが,細かい突起がある。 
 和名の猫の眼草は、さく果の縫線をネコの昼間の目の瞳孔に見たてたもの。
 

シロバナネコノメソウ  ユキノシタ科 ネコノメソウ属

P1040727-1シロバナネコノメソウ 08.05.07 小林市三之宮峽

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R0014486 シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

R0014480 シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2500b2 シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2295b シロバナネコノメソウ 13.04.26 小林市三之宮峽

P1040727-12シロバナネコノメソウ 08.05.07 小林市三之宮峽

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R0014476 シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2484b シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2489b シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2499b シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

DSCN2492b シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

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R0014488 シロバナネコノメソウ 13.05.03 小林市三之宮峽

R000144272 シロバナネコノメソウ 13.04.26 小林市三之宮峽

R00014427 シロバナネコノメソウ 13.04.26 小林市三之宮峽

DSCN2291b シロバナネコノメソウ 13.04.26 小林市三之宮峽

P1040726-1シロバナネコノメソウ 08.05.07 小林市三之宮峽