グンバイヒルガオ ヒルガオ科 サツマイモ属 県:絶滅危惧U類
葉の形が相撲の行司が使う軍配に似ていることから、グンバイヒルガオの名があります。
海岸の砂浜に見られるほふく性の多年生草本で、茎は地上を這い、長さ10mを越えることもあります。
花は、アサガオに似ていますが、色はピンクの花です。
宮崎県以南の海岸に分布するといわれますが、海流に乗って種子が運ばれるため、太平洋側では茨城県、日本海側では山形県まで幼個体が発見されているそうです。
しかし,これらの地域では、冬の寒さで枯れてしまうため、花や実をつけることはないといいます。
従って宮崎が北限と言われ、宮崎に縁の深い海浜植物です。
「ヒルガオ」という名から想像できるように、花が咲くのは日中で、夕方にはしぼんでしまいます。
なお、ヒルガオはヒルガオ属で、グンバイヒルガオはむしろアサガオに近い植物です。
N104864 グンバイヒルガオ 06.7.20 高鍋町堀之内海岸
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DSCN8908グンバイヒルガオ 11.07.14高鍋町堀之内海岸
DSCN8917グンバイヒルガオ 11.07.14高鍋町堀之内海岸
DSCN8920グンバイヒルガオ蕾 11.07.14高鍋町堀之内海岸
R002729グンバイヒルガオ葉 11.07.14高鍋町堀之内海岸
R002728グンバイヒルガオ 11.07.14高鍋町堀之内海岸
N104858 グンバイヒルガオ 06.7.20 高鍋町堀之内海岸
N104859 グンバイヒルガオ 06.7.20 高鍋町堀之内海岸