紅紫色のツリフネソウ(ムラサキツリフネ)は、2004年10月に、県道30号線沿線(えびの市)で観察した花をすでに別ページに掲載していますが、偶然、黄色い花のキツリフネの撮影機会に恵まれました。
キレンゲショウマの散策に訪れた高千穂町鳥屋岳癒しの森の中で、足元にたくさん咲いている黄色い花を見つけました。
案内いただいたクマガイソウなどの稀少植物の保護活動をされている興梠幸男さんから、『キツリフネソウですよ』 と教えていただき、早速撮影したのが、このページのキツリフネです。
『もう一種、ツリフネソウが咲いていますよ。』 と、薄紅色のハガクレツリフネも教えていただきました。
ハガクレツリフネも、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
2016年、都城市早水公園を散策中、6月に早くも開花した花を見かけましたので、写真を追加しました(5段目の2枚)。
【キツリフネ(原色牧野植物大図鑑から)】
東アジア,ヨーロッパ,北アメリカ西部に広く分布,日本各地の山地の湿地や水辺に生える1年草。
茎は直立し、高さ40〜80cm,滑らかで多汁質,節は膨らむ。
葉は、薄くて軟らかい。
花は、夏に、葉えきから細い花柄を出し,3〜4花を垂れ下げ,径2〜4cm,初めは閉鎖花をつける。
成熟した果実に触れると、種子をはじき飛ばす。
漢名輝菜花。
キツリフネ ツリフネソウ科 ツリフネソウ属