ヤマジノホトトギス  ユリ科 ホトトギス属

 北海道から九州の山地に生える多年草です。

 ホトトギスはよく見かけますが、ヤマジノホトトギスは今まであまり見る機会がありませんでした。

 茎は、普通単一で分枝せず、多少曲がって高さ30〜50cm、逆向する粗毛があります。

 逆向する粗毛は確認できましたが、茎はせいぜい10〜20p程度の草丈の低い株でした。

 葉は両面粗毛があり、緑色で多くは淡白色の斑紋があります。

 花は初秋とされていますが、8月上旬、1〜3花が葉えきに集まって咲いていました。

 花被は白色で紫の点があり、上部は平開するが、反曲しないといいます。

 和名は、山路でよく見られるためといいます。

 花序が分岐して多くの花をつける、タイワンホトトギスも別ページに掲載しました。
 
 加江田渓谷の代表的植物であるキバナノホトトギスも別ページに掲載してありますので、あわせてご覧ください。

N105547 ヤマジノホトトギス 06.8.19 県道1号線

トップページに戻る

身近な野の花 目次に戻る

身近な野の花 8月目次に戻る

N105330 ヤマジノホトトギス 06.8.10 県道1号線

N105346 ヤマジノホトトギス 06.8.10 県道1号線

N105334 ヤマジノホトトギス 06.8.10 県道1号線