屋久島、琉球列島など亜熱帯の海岸近くの崖地に生えるほか、観賞のために栽培する多年草です。

 最近よく見るのは、テッポウユリより葉が細く、花筒に紫褐色の線があるタカサゴユリ、タカサゴユリとテッポウユリの雑種のシンテッポウユリですが、これらは葉が非常に細いので、テッポウユリとは明らかに区別できます。

 最下段にテッポウユリの幅広い葉の写真も載せました。

 茎は、高さ50〜100cm。
 花期は春から初夏とされていますが、生花としては9月にも店頭に出ていました。
 花はラッパ形で、長さ15cm位、純白で芳香があります。

 和名は、花形の細長い点を鉄砲に見立てたものといいます。
 

トップページに戻る
身近な野の花 8月目次に戻る
身近な野の花 総目次に戻る

N105860 テッポウユリ 06.8.31 宮崎市

N105838 テッポウユリの葉 06.8.29 宮崎市

N105837 テッポウユリ 06.8.29 宮崎市

テッポウユリ  ユリ科 ユリ属  別名 タメトモユリ

N105859 テッポウユリ 06.8.31 宮崎市

N105862 テッポウユリ 06.8.31 宮崎市