田園地帯を散策中、偶然目につきました。

 加江田渓谷で見かけたツユクサシュスランカゲロウランなどに比べると大型です。
 ミズトンボの仲間と思いましたが、調べてみると、ダイサギソウでした。

 千葉県以西、四国、九州に分布、暖地の湿った草地に生える多年草だそうです。

 高さ50cm位。  
 塊根は、新・旧2個あるそうです。

 葉は、長さ10cm内外、縁は半透明な縁どりが見えるとされていますが、確認しませんでした。

 花は初秋、純白の大輪で径2cmといいます。

 残念ながら、まだ蕾でしたので、数日後、花を撮影するつもりで、再訪しましたが、株全体が姿を消しており、二度と姿を見られなくなりました。

 和名の大鷺草(だいさぎそう)は、サギソウに比べ、丈が高いことからいうそうです。

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N106253 ダイサギソウ 06.9.14 国富町

N106255 ダイサギソウ 06.9.14 国富町

N106254 ダイサギソウ 06.9.14 国富町

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ダイサギソウ  ラン科 サギソウ属  国:絶滅危惧TB類  県:絶滅危惧TA類