05年の花後の写真は、ツユクサシュスランと同じ場所で見つけたものです。
シュスランの仲間は、なかなか区別がつきません。
県総合博物館に照会し、カゲロウランと分かりました。
ツユクサシュスラン同様、花が終わっていましたので、来年撮り直します。
その06年ですが、9月9日、まだツユクサシュスランはようやく花芽が出かかっている頃、一足先に花を咲かせました。
数カ所で見つけましたので、撮影した写真も多くなりました。
ただ、県総合博物館に照会した結果、多くの写真のうち、葉が赤っぽく草丈の高いヤクシマアカシュスランと思われるものも混ざっており、写真だけでははっきりしないとのことでした。
ここでは一応カゲロウランと思われるものだけを掲載し、今後、観察を続けます。
関東南部、四国、九州、沖縄の山地の照葉樹林内に見られる小形常緑の多年草です。
高さ10cm程度、葉は互生し、長さ4cm程度の卵状披針形。
夏〜秋に、開花します。
なお、9月12日に加江田渓谷で撮影したカゲロウランの写真を他のホームページで見たことがありますが、同じ頃の開花でした。
以下は昨年(05年)、初めてカゲロウランを見つけた花後の写真です。
N909208 カゲロウラン 06.9.9 加江田渓谷
N106123 カゲロウラン 06.9.9 加江田渓谷
カゲロウラン ラン科 ヒメノヤガラ属 別名 オオスミキヌラン 国:準絶滅危惧
県:絶滅危惧U類
N909207 カゲロウラン 06.9.9 加江田渓谷
L10626 カゲロウラン
06.3.5 加江田渓谷
L09914 カゲロウラン
05.11.15 加江田渓谷
L09911 カゲロウラン
05.11.15 加江田渓谷