ヤマハッカ シソ科 ヤマハッカ属
紫色の穂状のヤマハッカの花が、秋の道端に彩りをそえています。
群がって生えていることが多いので、存在感があります。
アキノタムラソウと同時期に開花し、同じ紫色の花で、似たところがあります。
アキノタムラソウは複葉、花は輪生するのに対し、ヤマハッカは単葉、花は茎の片方に片寄って集まります。
花冠は小さな紫色の唇形で、なかなかうまくカメラにおさまってくれません。
花の接写については、他の場所で撮影したものをご覧ください。
雄しべと雌しべは、花冠の下唇の中にかくれています。
がくは、五つに等しく裂けます。
和名は山薄荷(やまはっか)で、姿はハッカに似ていますが、ハッカに比べて紫色が強く、ハッカのような香気はありません。
L09785 ヤマハッカ 05.11.13 加江田渓谷
L09786 ヤマハッカ 05.11.13 加江田渓谷