【野菜・果物類の花】 のカテゴリーを設けて以来、なるべく多くの野菜・果物の花を掲載しようと努力しましたが、意外に困難な作業でした。
野菜、果物の類の多くは、花を咲かせることなく、収穫・破棄されるため、花の観察はもともと困難なのです。
ゴボウの花も撮影に苦労しましたが、全国有数の生産県で、とても身近な野菜のサトイモの花の観察は、大変苦労しました。
何せ、『サトイモの花が咲いた!(08.9.3付け、宮崎日日新聞 『歩廊欄』)』 と、ニュースになるほど、花は珍しいことのようです。
野菜畑をさんざん探し回りましたが、なかなか花に出会えませんでした。
たまたま、フローランテ宮崎の菜園で、待望のサトイモの花を観察できましたので、早速、撮影しました。
同じサトイモ科のクワズイモについても、偶然、青島亜熱帯植物園や知人宅で 花を撮影することができ、これも別ページに掲載しました。あわせてご覧下さい。
【サトイモ(原色牧野植物大図鑑から)】
東南アジアの原産。
日本へは平安初期には渡来している。
畑に栽培される多年草。ヤツガシラ,ヤマトイモ,メアカ,ミズイモなど品種が多い。
地下茎は、品種により形状が異なるが、多くは楕円形で,横に子いもができる。
花は、初秋,老株にまれに開花。
球茎,葉柄は、食用。
漢名芋。
タロと総称されるイモ類の中で、代表的なものである。
サトイモ サトイモ科 サトイモ属 別名 タイモ
P1140030-3サトイモ 09.8.01フローランテ宮崎
P1140026-3サトイモ 09.8.01フローランテ宮崎
P1140028-3サトイモ 09.8.01フローランテ宮崎
P1140031-3サトイモ 09.8.01フローランテ宮崎