ヒデリコk

　県庁南庭園の池のほとりの湿地で、花を咲かせているスズメノトウガラシと隣り合わせに生えていたヒデリコです。

　このヒデリコは、庭園内の植物とは異なり、いわゆる雑草の類ですが、初めて観察しましたので、記録のため、このページに掲載することにしました。

　本州，四国，九州，及び広く熱帯に分布。田のあぜや原野の日当たりのよい湿地に生える１年草。

　束生し、根はひげ状。
　茎は、高さ25～40cm位。
　葉は、２列で茎より短く，左右から扁平。
　花は、夏から秋。花序は茎頂に再三分岐し，径２mm位の球状の小穂を多数つける。

　和名の日照子は、夏のひでりも恐れず繁茂するのでいう。子は苗という意味。
（原色牧野植物大図鑑から）