クロガネモチナナミノキとともに、宮崎で普通に見られるモチノキ科モチノキ属の常緑小高木です。
 美しい赤い果実をたくさんつけます。

 モチノキの花期は、クロガネモチやナナミノキよりもかなり早く、写真は、4月初め、都城市で撮影したものです。

 なお、宮崎市では、すでに2月末に蕾が開き始めたモチノキも観察しました(最下段の2枚の写真)

 花は、クロガネモチやナナミノキの花にそっくりで、小さく、地味で目立たない花です。

 
 なお、05年1月に、県総合運動公園のモチノキの花が咲いていました。 
 季節はずれのモチノキとして、【1〜2月の花】 のページに掲載しました。



【モチノキ(原色牧野植物大図鑑から)】 
 本州から琉球列島,及び台湾と中国大陸に分布。海岸や山野に生え,庭木として栽植もする常緑小高木。
 高さ3〜10m,樹皮は暗灰色で滑らか。
 葉は、長さ4〜10cmの楕円形で無毛,厚い革質,滑らかで光沢がある。雌雄異株。
 花は春,径8〜10mm,雄花は葉えきに数個ずつ,雌花は1〜2個つく。
 和名の黐の木(もちのき)は、樹皮から鳥もちを作ることができることに基づく。
 材は、印材や細工物に用いる。

モチノキ  モチノキ科 モチノキ属  

P1030232-1 モチノキ 04.2.28県総合運動公園

P1030236-1 モチノキ 04.2.28県総合運動公園

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P1040071-1 モチノキ 04.4.5 都城市早水公園

6064 モチノキ 04.4.6 都城市早水公園

P1040073-1 モチノキ 04.4.5 都城市早水公園

P1040070-1 モチノキ 04.4.5 都城市早水公園