センリョウ センリョウ科 センリョウ属
R0017846 センリョウ 16.06.17 都城市
センリョウの花は、縁起物として正月飾りにつかわれる赤い果実 に比べ、きわめて小さく、地味な印象の花です。
核果は冬に赤熟し、ヤブコウジ科のマンリョウ(万両)に対して、千両の意で、マンリョウ、アリドオシとともに、「千両、万両有りどおし」 と、縁起の良い植物として庭に植える人が多いようです。
ちなみに、ヤブコウジ科のカラタチバナを百両、同科のヤブコウジを十両というそうです。
2016年6月、早くも花が咲いていましたので、花を接写し、写真を追加しました(3〜4段目の3枚)。
【センリョウ(原色牧野植物大図鑑から)】
中部地方以西から琉球列島,及び朝鮮半島南部,台湾,中国,インド,マレー半島の暖帯から熱帯に分布。
山林の樹林下に生え,また観賞用に栽植する常緑小低木。
高さ50〜80cmで、群生する。
葉は革質でつやがあり、長さ8〜18cm。
花は夏。
核果は冬に赤色,まれに黄色に熟す。
和名は、ヤブコウジ科の万両に対して千両の意。
漢名接骨木。
P1070283-1n センリョウ 05.07.12 宮崎市
P1070280-1n センリョウ 05.07.12 宮崎市
P1070284-1n センリョウ 05.07.13 宮崎市
R0017845 センリョウ 16.06.17 都城市
R0017849 センリョウ 16.06.17 都城市