アサガオといえば、生活に最も身近な植物として、日本人の多くは、小学生の頃、夏休みの宿題で、アサガオの観察記録を絵日記などに書いた記憶があるのではないでしょうか。
それほど親しんできたアサガオですが、最近ではあまり身近に見られなくなり、散策中、よく見かけるのは、リュウキュウアサガオが圧倒的に多いようです。
リュウキュウアサガオは、在来のアサガオとは全く印象が異なり、粗大で、宿根木のように毎年同じ場所に姿を見せる厄介な植物として知られています。
繁殖力が凄く、根元の茎は太い木のように強く、切り取るのも容易ではありません。
なお、イリオモテアサガオとも呼ばれているようです。
夕方まで咲いている変わったアサガオで、夕方になると、花色がやや赤味を帯びるそうです。
花期も長く、夏が過ぎても元気に咲いており、12月にも咲いた記録もあるそうです。
11月になっても旺盛に咲いているリュウキュウアサガオをみかけましたので、写真を追加しました(3〜4段目の3枚)。
繁殖力が強く、育てやすいので、多く植えられるとみえて、至る所でリュウキュウアサガオの花を見かけます。
極めてタフなアサガオで、在来のアサガオとは全く印象が違います。一日中咲いているのでアサガオとは言えないでしょう。
在来のアサガオも、別ページに載せましたので、比較しながらご覧ください。
また、ヒルガオ、ハマヒルガオ、グンバイヒルガオも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
DSCN6506c リュウキュウアサガオ 20.11.17 都城市
DSCN6510c リュウキュウアサガオ 20.11.17 都城市
DSCN6508c リュウキュウアサガオ 20.11.17 都城市
N104873 リュウキュウアサガオ 06.7.20 宮崎市
N104876 リュウキュウアサガオ 06.7.20 宮崎市
N104874 リュウキュウアサガオ 06.7.20 宮崎市
リュウキュウアサガオ ヒルガオ科 アサガオ属 別名 イリオモテアサガオ