L10593 タイミンタチバナ雄株 06.3.5 加江田渓谷

 最初に見つけた3月5日は、まだ蕾でした。

 その後観察を続けたところ、蕾、花の色が白っぽいものと、赤みの強いものと2種類があることが分かりました。
 白っぽいものは開花が早く、赤っぽいものはやや遅いようでした。
 雌雄異株で、白っぽいものが雌株、赤みの強いものが雄株のようです。

 暖帯から亜熱帯に分布、林内に生える常緑小高木とされています。

 カラタチバナ(ヒャクリョウ)やセンリョウマンリョウと同じヤブコウジ科ですが、何両というようなニックネームはないようです。

 果実も、赤色ではなく、紫黒色です。

 花は春、ごく短い柄で、葉えきに群生します。
 
 和名の大明橘(たいみんたちばな)は、原産地が中国だと思ってつけ、別名ソゲキは、枝を折ると容易に裂けることから、削げ木(そげき)というのだそうです。

 他の場所で撮影したタイミンタチバナも別ページに掲載してあります。

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L11162 タイミンタチバナ雌株 06.3.26 加江田渓谷

L11242 タイミンタチバナ雌株 果実も 06.3.26 加江田渓谷 

L11165 タイミンタチバナ雌株 06.3.26 加江田渓谷

タイミンタチバナ ヤブコウジ科 タイミンタチバナ属 別名ソゲキ、ヒチノキ、

L11203 タイミンタチバナ雄株 06.3.26 加江田渓谷